トップページ > 社長のひとこと履歴2024年
いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
春は「春眠暁を覚えず」という言葉もありますが、意外とその逆で、いつも眠れるのになぜか最近眠れないという人が春には出てきます。
これは、春の陽気の高まりのせいかもしれません。
気候が落ち着いて、体が慣れれば落ち着きますので、気にしないことも大事です。
寝ても寝てなくても明日は来るので大丈夫です。
心の面では、春はイライラしたり、憂うつになりやすい季節。
落ち込みやすいのも、春という季節の影響ですがそんなに気にしないほうがいいです。
早く寝て、朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びること。太陽がもつエネルギーが体を温めて元気にしてくれると考えるからです。
もし、前の晩にいくら夜更かしをしても、翌朝はいつもどおりの時間に起きることを心掛けて、いつものリズムを崩さないことが大切です。
春は心と体をゆるめてのびのびと過ごしましょう!
いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
中医学では、人には「先天(せんてん)の気」と「後天(こうてん)の気」があると考えられています。
「先天の気」とは、両親から受け継いだ、その人が生まれながらに持っているエネルギーのことです。
このエネルギーは「腎(じん)」に蓄えられています。
「先天の気」は、生まれた段階でほぼ総量が決まっており、自然の成り行きとして、年齢を経るごとに減少していきます。
生活習慣の乱れやストレスでもすり減ってしまいます。
また大きな事故やここ一番の時に多く消費されます。補うことが出来ない物です。
「後天の気」は東洋医学の「脾(ひ)」と関係が深く、西洋医学でいうと、胃腸などの消化器系を意味します。
後天の気は、食べ物や呼吸など暮らしの中で補充できるものなので、これらの気は体調を崩すと減ってしまうため、体調を崩さないだけでも老化防止に繋がるといえるでしょう。
「先天の気」を不必要にすり減らさず、食養生などを通して「後天の気」を蓄えていく。
これを日々の生活の中で実践していくことが大切です。
明けましておめでとうございます。
今年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願い致します。
さて、新年最初の話は、四季の流れと体調のお話です。
春は温暖で、夏は炎暑、秋は空気が乾燥し、冬は寒冷。
これが一年の四季の気候変化です。
自然界の全ての生物は、この気候変化の影響を受けています。
人間は万物の霊長ですが、植物と似たような変化をします。
人の適応能力はとても強いですが、一年の気候の変化によって、人の内にも大きな変化が起きます。
例えば、炎暑の夏には人間の毛穴は大きく開き、汗もよく出て、体内の熱(陽)気を発散することができ、排尿は少なくなります。
寒い冬は毛穴が閉まり、汗の出が少なく、逆に排尿は多くなります。
これにより、体内の熱(陽)気を保持するだけでなく、体内の水液のバランスを保ってくれているのです。
気血の流れ、脈拍も、気候の変化によって変わります。
春・夏には体の陽気は外に向かって発散し、脈拍は強くなり。
秋・冬には陽気は内に収められますから、脈拍は静かになります。
人間は、自然の一部であり、どんなに文明が発展しようとも自然と共に生きていく事は今後も変わらないでしょう。
四季の変化と共に人間の体の中にも変化が起きる。
その事を体で感じ、変化を捉えていく事がとても大切な事だと思うのです。
時節柄寒い日が続きます。十分ご自愛くださいませ。
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